木炭と石炭の違い
木炭と石炭はどちらも燃料として使われる「炭素」を多く含んでいる物質だけど、
木炭は、木材を酸素の無い状況でゆっくり加熱して作った人工的な燃料、
石炭は、数百万年以上昔の植物の死骸が地中に埋もれて石化した天然の燃料だよ。
石炭の歴史
1700年ごろ、石炭に熱せられた水が蒸気を生み出すことによって動力を得る、蒸気機関というしくみが考え出されたよ。それまで人力・馬力で移動していたひとたちは蒸気機関車で移動できるようになったよ。
1800年代には製鉄所ができ、石炭は製鉄のための重要な材料として使われるよ。
その後、安価な石油が多量に発見され、主要なエネルギー源は石炭から石油に変わったけど、今も石炭は利用され続けているよ。
一酸化炭素中毒にご注意
酸素が足りない状況で物を燃やすと、一酸化炭素が発生するよ。
一酸化炭素は無色透明、無臭の有毒ガスだよ。
のび山くんは窓を閉めて、密室状態にして石炭を使い続けたから一酸化炭素中毒になってしまったんだ。炭を使うときは換気に気をつけようね!
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