冷媒とは
冷蔵庫やエアコンなど機器の中で、熱を温度の低い所から高い所へ移動させるために使用される流体の総称。1920年にアメリカで開発されたフロン(フッ素と炭素)が使われていたが、オゾン層を破壊することがわかったため、現在は代替フロン(フッ素と塩素)が使われている。
参考:J-Net21「省エネQ&A」
冷蔵庫が冷えるしくみ
冷蔵庫は冷媒が「圧縮機」「凝縮器」「膨張弁」「蒸発器」を通って、冷蔵庫内で冷気を作り、冷蔵庫外で熱を放出するというサイクルで冷やされている。
- 圧縮機(コンプレッサー|冷蔵庫外) 電気エネルギーで気体冷媒を圧縮、高温高圧のガスになる。
- 凝縮器(コンデンサー|冷蔵庫外) 冷媒ガスをさらに圧縮し、液化する。
- 膨張弁(冷蔵庫内) 圧力を急激に低下、沸点が下がる。
- 蒸発器(冷蔵庫内) 冷媒を気化、冷蔵庫内を冷やす。
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