ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、生まれた故郷や応援したい自治体に寄付をする制度だよ。
多くの人が地方のふるさとで生まれ、その自治体から医療や教育等の住民サービスを受けて育つのに、大人になると生活の場を都会に移し、そこで納税を行っている。
その結果、都会の自治体に税金がっぽりだが、生まれ育った故郷には税金が入らない。
「生まれ育ったふるさとにも納税できれば!」という発想から生まれた制度だよ。
「納税」という言葉がついているけど、実際には「寄付」だ。
どのようにお得か
寄付を行うと、自分が払うはずの所得税・住民税がお得になる。
なんと自己負担は2,000円ぽっきりで、これを超える部分は所得税・住民税から控除されるのだ!
つまりは2,000円で鰻や肉が食べ放題と言うことだ。
なお、確定申告をする人は所得税がまずお得になり、残りが住民税から引かれる。
確定申告しない人(ワンストップ特例制度利用)は住民税からのみ引かれるよ。
※住民税は1~12月の所得によって、翌年5~6月に支払うよ。
控除上限額をチェック!
食べ放題と言っても、控除上限額はもちろんあるから、最初にチェックしておいた方がいいね!
ふるさと納税のサイトで、家族構成とだいたいの年収から簡単にシミュレーションしてくれるものと、かっちり算出してくれるページがあるよ。
これだけは!ワンストップ特例申請
これだけのメリットを受けるために、本来は確定申告をしなければならないのだけれど・・そんな面倒なことを会社員である我々はできるわけがない。
そこでワンストップ特例制度だ。
「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」を出せば、確定申告をしなくても、勝手に控除していただけるのだ。
ふるさと納税のサイトから寄付を申し込む際に、「希望する」をチェックすれば、後日自治体から申請書が送付されてくる。
申請書に書き込んで送付することを忘れずに!!
尚、この制度を利用できるのは5自治体まで寄付をする人のみ。
6自治体以上に寄付をしまくる人には利用ができないのでご注意を。
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