漫画でわかる「ユダヤ教・キリスト教・イスラム教とは」②

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漫画「ユダヤ教・キリスト教・イスラム教とは」10

キリスト教 ここまで

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漫画「ユダヤ教・キリスト教・イスラム教とは」13
漫画「ユダヤ教・キリスト教・イスラム教とは」14

イスラム教 ここまで

このように、もとは同じお話なのだが、”ユダヤ人だけが救われる”ところまでが「ユダヤ教」。
”信じる者は誰でも救われる”のが「キリスト教」、
”祈れば救われる”のが「イスラム教」と変化している。

神のことはユダヤ教では「ヤハウェ」、キリスト教では「ゴッド」、イスラム教では「アッラー」と呼ぶ。

エルサレムとは

イスラエルにある都市の名前。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教のそれぞれ聖地となっている。
なぜなら・・

ユダヤ教 「嘆きの壁」があるから
※ユダヤ教の神殿がローマ軍に破壊され部分的に残された西側の壁。

キリスト教 「聖墳墓教会」があるから
※イエスが十字架にかけられた場所。

イスラム教 「岩のドーム」があるから
※預言者ムハンマドが昇天した場所。

カナンの地とは

古い地名。11コマ目参考。
神がアブラハム(ノアの子孫)に「ここあげるよ」と約束したということから「約束の地」とも呼ばれる。

パレスチナとは・パレスチナ問題とは

「パレスチナ」はかつては地名。パレスチナの地。
この地に19世紀末、ロシアでのユダヤ人迫害を背景にユダヤ人のパレスチナ移住が盛んになった。
この地で国家建設を目指す「シオニズム」がはじまった。(もとはアラブ系が住んでいた)

第一次大戦中、イギリスがユダヤ人にも、アラブ人にも(そしてフランスにも)、「この土地あげまっせ~」といかさま商談を持ちかけ、ユダヤVSアラブの衝突が始まった(イギリスの三枚舌外交)。

第二次世界大戦後、国連はパレスチナの地にアラブとユダヤの2つの国家をつくる決議を下した。
しかしユダヤとアラブはそれぞれ不満を持ち、猛反発した。
イギリスは撤退、ユダヤ側は1948年に建国を宣言。

イスラエルの建国宣言を受けて中東戦争が勃発。
この戦争でパレスチナに住むアラブ系住民(パレスチナ人)が路頭に迷い、パレスチナ難民となった。

1993年イスラエルのラビン首相とPLO(パレスチナ解放機構)のアラファト議長の間で、パレスチナ暫定自治の開始というオスロ合意あり。しかし、イスラエルの攻撃は止まることなく、

パレスチナ自治区となっているガザ地区では深刻な物資不足、生活環境の悪化、経済・社会活動の停滞が続く。

2014年には国家として認められるも、イスラエルはパレスチナとの和平を望んでおらず、残念ながら状況は変わらず現在に至っている。

参考

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